(渚の独り言)
侍従・藤原俊貞:宇治大納言・隆国さんの、孫じゃね? とかいう説がありましたが、よく分らないようです。
侍従を拾遺という:中納言を黄門といったり、右大臣を右府、内大臣を内府といったりするような、官職の唐名で、侍従を「拾遺」と言うのだそうです。有名な詩人の杜甫も、拾遺だったことがあるみたいです。
異界へ…
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(渚の独り言)
左大臣源高明:有力者だったようですが、摂関政治でがんばる藤原氏の策謀により太宰府に流されました。安和の変。
その子供、源俊賢:そんなわけで父親が藤原氏に嫌われたものの、妹が藤原道長に嫁いだので、政界復帰。「一条朝の四納言」と呼ばれるほど、有能だったようです。
異界への誘い~参照See You…
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019 古の都、怪異譚其之十『北山科の老婆』
文字や紙が一般的に普及していなかった頃、数々の出来事や事件は、想像や願いなどが織り交ぜられながら、人々の口伝えで世間に広まっていきました。これが、いわゆる「伝説」です。そして、こうして生まれた伝説の中には、能や狂言の題材となった話や、民話を集めた『今昔物語』などの説話集…
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